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今月のおすすめ作品『リズと青い鳥』

  • 創作若造
  • 4 時間前
  • 読了時間: 3分

近すぎて見えない、互いの気持ちと好きの気持ち"


本日紹介する作品は「リズと青い鳥」 山田尚子監督京都アニメーション制作の青春映画です。

Amazon Prime Videoでは2026年3月1日から配信開始されています

目次

物語概要 童話『リズと青い鳥』について

鎧塚みぞれの成長

作者の評価、おすすめポイント

総評



物語概要

同じ吹奏楽部に所属する無口で内向的な鎧塚みぞれ(cv種﨑敦美)と明るく社交的な傘木希美(cv東山奈央)の二人は最後のコンクールで披露するためにとある童話をモチーフにした曲『リズと青い鳥』の練習に励んでいた。

時が経つにつれ、童話の物語と自分たちの姿が重なっていき、それまでずっと気が付かなかった気持ちを自覚していく。 最後のコンクールが迫る中、二人の交差する思いの行く末は・・・



童話「リズと青い鳥」について


 今作のカギを握るのはやはり作中でたびたび登場する童話『リズと青い鳥』であることは間違いない。 物語の概要は、両親を亡くし一人で暮らすリズの元に青い髪の少女が迷い込む。彼女の介抱の後二人は一緒に暮らすことになるが、リズは少女の正体がよく知る青い鳥であることに気が付く。  一度手に入れた少女との幸せな日々を手放すのか、それとも少女の幸せを優先するのか、なやんだ末リズは愛ゆえに少女を手放す決断をする。 この童話の物語は主にリザと少女の二人を軸に進行していく、そしてこの二人は作中の主人公みぞれと希美の二人によく似ている。それゆえにどちらにどちらを当てはめるかという点が本作を楽しむための重要なポイントだろう。



鎧塚みぞれの成長

 今作は鎧塚みぞれと傘木希美の二人が主人公だが、作品を通してより大きな変化があったのは鎧塚みぞれの方だろう。もともと希美と以外ほとんど誰とも話さず過ごしてきた。 しかし物語が進むにつれ、教師や後輩たちとの関わっていくにつれ、自身の中で童話の解釈を深めていく。そして童話のキャラクターと自分自身との結びつきもまた、より強固になっていく。  その過程で起こっていく様々な心境の変化を音楽を通じて我々は感じ取ることができる。作中を通じて幾度となく演奏されることとなる「リズと青い鳥」の第三章のソロパートとそれを奏でるみぞれに注目していただきたい




作者の評価おすすめポイント

 この物語はよくある対比ものの構図を取っている。だがしかし一つの作品の中に二つの物語が同時に展開されるものはそう多くはないだろう。 それら二つの物語が互いに影響し合いながら、クライマックスに向けて少しずつキャラクターの隠れた心情が明かされていく。それらをもとに二人の関係性が最終的にどうなるのか、それを見届けることこそが、本作の最大の魅力である。


総評 評価☆☆☆☆☆(星5つ)

 青春映画として、ストーリー並びに作画もかなりの高クオリティであるため、誰にでも安心しておすすめできる一作となっている。また本作は「響けユーフォニウム」という作品のライトノベルの一部分を映画化したものだが。本編未履修でも十分に楽しめるので、ぜひとも皆様も鑑賞してほしい。


視聴用URL






 
 
 

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元映画館職員で、今でもそれなりに映画館に出没している。もともとはTwitter(現X)にて映画の感想等々を語っていた映画好きの男

現在は劇場鑑賞だけではなく、サブスクでも気軽に映画を見ることができるようになった時代ゆえにそれまで映画館では嫌煙されていた類のお菓子やアルコールなどを楽しみながら、休日にだらだらと映画を楽しんでいる

​映画の感想紹介などの活動と並行して、オリジナル小説、二次創作の執筆等も行っている。

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